> ブリンの作品は、「知性化戦争」だけは、書店と図書館で、それぞれ1回以上、手に取る
> ところまではいったんですが、開いてもいないはず。
『知性化戦争』はあのページ数だけで怯む人も多いんじゃないかと(^^;
> 地球にも様々な宗教があるわけですが、地球上の各宗教の整合性についてはどうなって
> いるのでしょうか。
先づ、地球上の宗教に整合性なんかありません(笑)。
整合性があったら宗教を背景にした紛争なんて起きません。
典型例は旧約聖書を共有する三大宗教でしょうか。
ユダヤ教から見ればキリストは勝手に新しい教義を作った異端者です。
仏教から見たオウムか日蓮宗から見た創価学会みたいな(笑)。
なのでキリスト教がモルモン教を異端視するのは筋が通らないだろうと。
イスラム教から見ればキリストは預言者の一人であって更に新しいマホメットの方が格上です。
ユダヤ教からイスラム教を見ればアブラハムの妾の子なんだから傍流に過ぎません。
そもそも聖書自体が矛盾の上に書かれてるわけですが。
創世記の第一章(P)と第二章(J)を読み比べれば一目瞭然です。
世界や人間が作られた「順番」は子供が読んだって明らかに違う・おかしいと気付きます。
気付かなかったら読解力が無いとしか…(笑)。
天地創造の「空」はヘブライ語ではラキア(固い物を表わす語)です。
古代の金属製の蓋の様な空が想定されてます。
翻訳を読んでも判りませんが英語のKJVではfirmamentとfirmが入ってます。
firmwareのfirmと言えば「固い物」のイメージが解るかと。
でも現実に金属製の蓋の様な空なんか存在しませんよね?
他にもノアの方舟の話だってシュメール神話のギルガメシュ叙事詩の焼き直しですからね〜。
こうした不条理の山を乗り越えて聖書は一言一句正しいとする人はある意味凄いです。
幸福の科学で面白いと思ったのは全ての宗教の上位概念と言う発想ですね。
日本では本地垂迹説によって神道と仏教を統合する考えが生まれました。
しかし、これでは一神教と多神教の差を吸収できません。
同じものが形(現れ方)を変えると言う理論では日本神話と旧約聖書の整合性なんか無理です。
しかし上位概念の神を置けばそれぞれの宗教はその一部分だと説明できます。
一神教であってもその文化圏限定の唯一神であると。
これにより全ての宗教を吸収できます。スパゲッティでも(笑)。
だから宇宙人も視野に含めた神の体系を構築してるんだと思います。
地球規模でなく宇宙規模で。
※スパゲッティに言及してるのかまでは知りません。
1,800冊以上もあるのに全部読めんわ(笑笑笑)。
その理論を受け入れられるなら宗教間の紛争は基本的に解決されると思います。
それぞれの神の上位概念の神を認めるなら教義の違いは上位の教義に吸収されますから。
問題は各宗教の信仰者が「それを受け入れないのが現実」と言う事でしょうか(笑)。
ただ、こうした視点に立てるのなら幸福の科学の本はそれなりに面白く読めると思います。
私は中の人が時々くれるので貰った分だけは読んでます。
内部に於ける組織の問題なんか書かれてたりしますが会社でも同じだなぁと思ったり。
国際情勢論は宗教要素を抜きにして出せばそれなりに売れるんじゃないかなぁ。
曲りなりにも東大法学部卒の人が書いてるわけですから(笑)。
> ハリウッド映画でよくあるホワイトウォッシングのバリエーションでしょうか。
アニメだから適役の俳優さんがいないと言う事はあり得ません。
なので単純にサンライズ側がきちんと読んでないだけかと。
何せ主人公の出自を示すのが「タガログ語。俺の母国語なんだ」のセリフだけですからね〜(^^;
アメリカの作品=白人の世界と思い込んでただけでしょう(笑)。
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