アメリカのどこぞでは、猛暑で道路が熱を持ち、道で転んだだけでやけどをする
状況になっているとか。そりゃぁ、昼間の温度が毎日40度以上、朝の最低気温
が30度以上という状況が何日も連続すれば、そういうことにもなるでしょう。
日本では、さすがにそこまでひどいことにはなっていませんが、それにしたって、
毎日が暑いことは変わりません。
うちでも、庭に打ってあるコンクリートや砂利が夜まで熱を持っていて、これが
かなり体にこたえる。
これの対策として何年も前から行っているのが、車の停止位置の変更。
うちの庭のカーポートとしてコンクリートが打ってある部分は西隣の家の塀など
の陰になるので、午後のわりと早い時間から日陰になります。一方で庭の南東の
砂利敷きの部分は夕方の結構遅い時間まで日当たり良好。ここで、車体の外側が
金属でできている自動車って、砂利に比べれば蓄熱性が低い。ということで、夏
の時期は、早くから日陰になるカーポートではなく、いつまでも日当たりの良い
南東の砂利敷きの部分に停めるようにしています。これに一体どれだけの効果が
あるかはわかりませんが、例えば残業して夜9時に帰ってきたときに、車の駐車
場所の違いで、明らかに庭から受ける熱気の量が違います。
その他に、打ち水というのにも効果があって。
昔から好きなんですよ。
15年ほど前にこの家に引っ越してきたときは、庭に植わっているものといえば
前の住民の時代から残されていた露地のミョウガぐらい。同じく、前の住民から
残されていた散水用のホースとノズルを使って、せっせと水をまいていました。
もうね、家全体が熱くて、かつては、家の屋根にまで水をまいたりしていました。
あまり効果もないし、最近ではそんなことはしなくなりましたけどね。
その後、いろいろと容器で栽培するようになり、じょうろも購入しました。
じょうろがあると何がいいって、風呂の残り湯をまけるようになったこと。
ただ、ここ数年、夏場の暑い時期、砂利やコンクリートの熱も冷ましたいとなる
と、風呂の残り湯では不足することもありました。
私、基本的に夏場は、浴槽で入浴するのは週に1回。あとは毎日シャワー。
そして週末に洗濯。週末までは災害対策として浴槽に湯は貯めっぱなし。
だけど、このルーチンでは、こう毎日暑い日が続くと、週末まで洗濯用水が残る
か不安になってしまう。あるいは、洗濯後に散水用の水が残らない、という状況
に至るかもしれず。
ここでふと思い至ったのが、毎日の食器洗いで流している台所の排水。
これ、基本的に流水で洗っていますが、そのまま流してしまうのではなく、一旦
たらいにうけて、じょうろに供給してやればいいのではないか、と考えたのです。
もちろん、渇水時の節水としてならやったことのある人もいるかもしれませんが、
平常時にここまでやる人はあまりいないのではないかなぁ。もちろん、いわゆる
意識高い系の人ならやっているかもしれませんが。
さらに。
私、台所の洗い物って、油汚れのあるもの以外は洗剤は使いません。
水または湯のみ。
こういうのは上記のとおり、じょうろに供給していました。
これは、庭への散水以外に、植木への潅水にも使います。
ただ、さすがに洗剤の混入した水は植物にはまずいだろうということで、こちら
はそのまま流しに流していました。
だけど。
そもそも、砂利敷きの部分て、雑草が生えたら抜いたりしているわけですよ。
そういう部分に洗剤入りの水をまいて、何の遠慮が要るものか。
これに思い当たってしまったのです。
現在、台所で洗い物をする際は、油っぽいとそうでないものはきちんと分けて、
順番に洗っています。そして、油っぽくないものを洗った水はじょうろに入れて、
油っぽいものを洗った洗剤混じりの水は直接砂利に、散水しています。
砂利ではなくコンクリートの上に洗剤入りの水をまいてもいいのですが、わずか
でも雑草に効果があるかもしれない成分、なんかもったいなくて、こんなことに
しています。
一体何をやっているんだか、と、自分でも思う。
ま、でも、誰かに迷惑をかけるわけでもないし。
これからも、こういった、いささかクレイジーなことをやっていくんだろうなぁ。
|