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▼ 銀杏 - としき@家主 2024/09/14 01:03 No.4153
タイトル銀杏
記事No4153
投稿日: 2024/09/14(Sat) 01:03
投稿者としき@家主
参照先http://toshiki.la.coocan.jp/
毎年、ギンナンを拾ってきています。年によって違いますが、30〜80個程度。
ただ、決して嫌いではないというか、むしろ好きなほうですが、なかなか食べる
のも面倒で。実際に消費する量は、年に20〜40個。
するとどうなるかというと、徐々にたまっていくわけですよ。
現在、冷凍庫の中にある一番古いものは、おそらく2019年産。
以前は実家の母も少しは食べていたのですが、最近はめっきり。
また、母が自分で拾ってくることもあって、それの処理も私がやらされたりして
難儀したのですが、最近はそういったことはすっぱりお断り。ただ、実家の隣の
旦那さんが三度のメシよりギンナンが好き、というほどのこともありませんが、
あればあるだけ食べてしまうということで、実家の不良在庫はあらかた処分する
ことができたらしい。

私のギンナンの入手元は、大体が母校か会社の研修施設。
母校の学園祭に行ったときに、天気がよければ拾ってくる。
ここ数年、なぜか天気の悪いことも多いけど。
そして会社の研修は、生徒役だったり講師役だったりするけど、秋に研修が多い
ので、タイミングが合えば休み時間に拾いまくり。
そんなに在庫が積みあがっているのなら拾わなければいいのに、というのは全く
もってそのとおりなんですが、それにもかかわらずなぜ拾ってしまうかというと、
そこにギンナンがあるから。
うむ、なんとなく哲学的。

私の場合、ギンナンは、もっぱら落ちているものを拾うだけ。
子供のころ、母の実家に行ったときに、そこのいとこに連れられて、その家から
5分程度のところにある神社に行きました。そこには大きなイチョウの木があり、
ギンナンが鈴なりになっていたのですが、それを竹ざおか何かで叩き落してから
拾っていたような記憶がありますが、幼いときの記憶なんで、もはや妖しい。
そして、わざわざギンナンを叩き落すようなまねをしたのは、そのときだけだと
思う。


さて、ギンナンといえば、上記のような牧歌的な記憶か、あるいはおいしいとか
臭くて処理が面倒といったイメージしかありませんでした。ところが。
ニュースでご存知の方も多いかもしれません。
イチョウの枝が落ちて、下を歩いていた人が下敷きになってお亡くなりになった
とのこと。あれは、うちの町での出来事です。うちの町というか、文太さんの家
のすぐそばではないかな。私の家からだと、おそらく徒歩で1時間、同じ市内に
ある実家よりも遠いと思う。
そして、枝が落ちてきた原因が、強風だとか腐っていたとかではなく、ギンナン
が鈴なりになりすぎて、その重さで落ちた可能性がある、のだとか。怖い!
ギンナンにそんな危険性があるとは知らなかった。
毒性があるから40個以上食べてはいけない、というような話とはまた違う怖さ
を感じます。

う〜ん、用心用心。