> ちょっと気取った、スレッド名ですが、
おぉ、なんかハイブロウというか、難しそうなお話。
> 西垣通の説明は、私なりにデフォオルトは、意味は伝わらないと理解しています。
これは、人それぞれの経験によっては、違った感想もあるかもしれません。
でも、西垣さんという方は、その辺のことを理論だてて説明されているのでしょう。
って、その本を読んでいない私の、これは勝手な妄想かもしれません。
私の個人的な興味としては、コミュニケーションについては、そういう理論的な本よりも
いわゆるビジネス書に分類される本のほうが読みたいな、という志向が強い。
> この話題は放送大学・読書会・会議室でも振ってみましたが、話が展開する事はありませんでした。
その場は、情報学に関して話をする場だったのですか?
そうであるなら、ちょっと感度が低いと思う。
逆に、情報学とは無縁の場であれば、話が展開しないのがむしろ普通というか、話が展開する
ほうが異常でしょう。
例えば、古代エジプト文明について話をする場で重力波の話を持ち出しても、話が展開するはずも
ない、と思う。
> 話が展開しにくい原因は、現在のコミュニケーション・ツールには、話をつなぐ機能が
> 弱いのではないかと思っています。特に視認性の問題が大きいと思います。
> 勿論、そのテーマに参加する意欲・関心も大きいですが、
う〜ん、この辺はどうなんだろう。
たとえば、かつての2ちゃんねる、今は5ちゃんねるですか、あれって素の掲示板ですが、
とても話が展開するというか、議論が発散してしまうことが多い、気がする。
これは、そのテーマに対する関心が強いからでしょう。
一方で、西垣さんがその本を出された当時は、現在普及しているようなコミュニケーション手段は
まだなかったはず。なので、その後に発達したコミュニケーション手段によって、いくばくかの
変化はあったはず。というか、ないのはおかしい。
ということで、なみたきさんのおっしゃる
「現在のコミュニケーション・ツールには、話をつなぐ機能が弱い」
という説には、かなりの違和感を感じるというか、いささか賛同しかねる。
> としきさんのこの掲示場を、若い学生の人たちに見て欲しいと思っています。
私自身は、見て欲しくないとまでは言いませんが。
でも、若い人たちには、こんな時代遅れな文字だけのコミュニケーションの場が今でも存在する
ことは知っておいて欲しい一方で、もっと違ったツールを使いこなして欲しい、とも思う。
せっかく、テキスト以外の手段で情報交換をすることが容易な時代になったのですから。
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