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▼ ないはずの土地 - としき@家主 2014/08/28 00:45 No.2419
  ┗Re: ないはずの土地 - としき@家主 2014/09/10 00:51 No.2421
   ┣Re^2: ないはずの土地 - としき@家主 2014/09/11 00:31 No.2422
   ┣Re^2: ないはずの土地 - としき@家主 2014/09/19 16:59 No.2425
   ┣Re^2: ないはずの土地 - としき@家主 2014/09/22 14:27 No.2426
   ┗Re^2: ないはずの土地 - としき@家主 2014/11/09 23:27 No.2433
    ┗Re^3: ないはずの土地 - としき@家主 2014/11/15 18:01 No.2434
     ┣Re^4: ないはずの土地 - としき@家主 2014/11/20 22:26 No.2435
     ┗Re^4: ないはずの土地 - としき@家主 2015/08/29 18:18 No.2499
タイトルないはずの土地
記事No2419
投稿日: 2014/08/28(Thu) 00:45
投稿者としき@家主
参照先http://www1.hinocatv.ne.jp/toshiki/
このツリーは、少なくとも向こう数ヶ月間、もしかしたら数年間にわたる連載の
ような形になると思われます。また、場合によっては、やしき本体のコンテンツ
としてまとめるかもしれません。

8月上旬のある日、実家に顔を出したら、母から、今は亡き父宛にこんな手紙が
届いたと、一通の封書を見せてくれました。某市の市長名の公印のある文書で、
内容は、大意、父名義の土地があるエリアの地籍調査を行うので、その説明会に
出てくれ、というものでした。
そんな土地があるのかと母に尋ねると、大昔、確かに所有していたが、30年前
に亡くなった父が、40年前に売っているとのことでした。その売却益で実家の
改築を行ったとのことです。確かに私も、小学生のときに、大規模な実家の改築
があったことを覚えています。また、売却してからは固定資産税の請求書もきて
いないので、所有しているはずがない、とのことでした。
母の記憶では、該当の土地の敷地面積は約20坪ほど。幸いなことに、そのとき
の書類一式は残っているとのことだったので、ちょっと引っ張り出してみました。
が、それが結構な量で、A4ぐらいのサイズで厚さ10センチメートルくらいの
箱にいっぱい。関係のない書類も混ざっているのかもしれませんが、そのときは
全部をチェックしませんでした。書類の一番上が売買契約書で、確かにうちの父
が売主となっていました。

何がどうなっているのか、電話でその市の役所に問い合わせてもよかったのです
が、地籍調査そのものにも興味があったし、ちょうど夏休みのドライブにもよい
距離ということもあって、説明会に顔を出して、直接担当者に質問してみること
にしました。
父の名前に対し、今回の調査対象者としての整理番号も書いてあったので、その
番号から該当の土地の地番もわかるはずですが、念のため上記の売買契約書から
地番だけメモして、その説明会に出席してみました。

8月中下旬の某日、某市市民会館が説明会会場です。
受付で、入場券代わりの封筒を見せたら、一応、本人確認。
宛名人本人は死亡しており、自分は宛名人の息子だ、といったら、長男かどうか
を問われ、そのとおりだと答えたら、名前だけ控えられて、それで受付は終了。
説明会そのものは、一般論ですね。
どんなメリットがあるとか、スケジュールとか、市役所側の担当者とか体制とか、
実際の測量に際しては地権者に立ち会ってもらう必要があるとか、といったこと
を説明して終了。最後、全体の質疑応答の時間も設けてあったけれど、私の場合
のような個別具体的な話はできるような雰囲気ではなかったので自粛。

説明会終了後、受付のところで市役所の方を捕まえて質問。
売却済みのはずなのに、突然こんな連絡がやってきて面食らっていると、素直な
感想を伝えました。
まず、本当に該当の土地があるのかという質問に対しては、法務局の資料を基に
案内状を送付したとのこと。
次に、固定資産税を全く納めていないので、市役所の資産税課の資料と法務局の
資料に不一致があるのではないかと尋ねると、資産税課の帳簿も法務局の資料と
リンクしているとのこと。ただし、何らかの理由で評価額が著しく低い場合など
は、そもそも税額がゼロ円と計算されて、固定資産税の請求が発生しない場合が
あるのだそうな。それは知りませんでした。
ただし、最後の質問として、例えば売買契約のあとに登記変更がきちんと行われ
ていなかった場合、地籍調査の通知が売買契約後の本来の持ち主に対して届いて
いない可能性が考えられるのだけど、という質問に対しては、いまひとつ歯切れ
が悪かったですね。「いや、そんなことはないはずですけど」みたいな感じで。

ということで、市役所の方に法務局の資料を再確認してもらう事になりました。
例えば、現地が河川改修で川の底になっているとかだったりするかもしれません。
結果は翌日電話をもらえることになりました。


そして翌日。
市役所の方から結果の連絡が来ました。
それによると、私がメモしていった地番は、現在は地番整理のために異なる住所
になっているのですが、いつの間にやら分筆されていたのだそうです。そのうち
の一部が父の名義のまま、道路となっていたそうです。道路なら、固定資産税が
かからないとのこと。知らなかった。いろいろ勉強になるなぁ。
おそらく、分筆されたのは、父が売却する前なのでしょう。

ということで、近日中に、測量に立ち会ってくれという通知が届くはず。
その際に、どんなところなのか、この目で見てやりましょう。
将来的には、隣接地所有者なり地方自治体なりに安価に譲渡することになのかな。
「としきのやしき」のリアル飛び地があっても管理が面倒なだけだもんなぁ。
でも、その際に、またひと悶着ありそうな予感がする。
それから、再び実家に行って、資料一式の調査も実施予定。例えば、分筆の際の
資料が残っているかもしれないし、あるいは、古い権利書があって、それと売買
の際の面積が異なっていれば、差分が道路の分だということになるわけですし。
 

タイトルRe: ないはずの土地
記事No2421
投稿日: 2014/09/10(Wed) 00:51
投稿者としき@家主
参照先http://www1.hinocatv.ne.jp/toshiki/
レス元2419
> それから、再び実家に行って、資料一式の調査も実施予定。

資料を時系列にまとめてみました。

> が、それが結構な量で、A4ぐらいのサイズで厚さ10センチメートルくらいの
> 箱にいっぱい。関係のない書類も混ざっているのかもしれませんが、

ほとんどは関係のない書類でした。一番多かったのは、私が2歳から小学2年生
まで住んでいた分譲団地の売買に関する書類で、その他に、実家の現在地の売買
に関する資料もいくらかありました。が、問題の土地に関する書類は長形1号の
封筒1つに全て納まっていました。サイズも折られ方も、紙の厚さや質も様々な
ものが入っていましたが、純粋に紙の枚数にすると20枚くらい。一番多かった
のは、売却する直前数年間の固定資産税の納税通知書だったのですが、これには
対象の物件の住所が記載されていませんでした。金額についてはきちんと記載が
あったので、その部分が当時の父にとっては重要だったのでしょう。
その他に、対象物件の住所等が入っていない仲介手数料などの領収書もいっぱい
あったのですが、きちんと住所等が入っている資料を時系列順に並べると以下の
ようになりました。

1:昭和25年2月 建物所有権保存登記申請書副本
 ××市 東○○通27−3
 建坪14.05坪
 (建物についてのみ、名義人は祖母)

2:昭和42年5月 領収書
 ××市 ××町1丁目12−19
 40坪
 (買主は父)

3:昭和42年5月 土地所在図 地籍測量図
 ××市 ××町1丁目80番2
 135.85平方メートル
 (位置関係については1丁目79番〜87番についても記載あり)

4:昭和42年6月 不動産売渡証書 登記済権利證
 ××市 ××町1丁目80番2
 135.85平方メートル
 (買主は父)

5:昭和44年7月 建物滅失登記済証
 ××市 ××町1丁目78−3
 46.44平方メートル(14.05坪)
 (建物についてのみ、名義人は祖母)

6:昭和53年10月 不動産売買契約書
 ××市 ××町1丁目80番2
 135.85平方メートル
 (売主は父)

面積から考えると、資料1と資料5は同じ建物なんでしょう。
町名変更があったんでしょうね。
やはり面積から考えて、その他の資料は全て同じ土地のものだと思われます。
すると、資料2だけ地名表記が食い違っているのですが、これは一体なんだろう。
いわゆる、住居表示というヤツなのかな。
また、資料3の図面(青焼きだ!)には、1丁目78番の記載がありません。
さらに、1丁目80番2の南北および西側については地番やら道路やらの記載が
あるのですが、東側については何も書かれていない。これも不思議。あの周辺は
平坦地だから崖はないと思うけど、川とか用水路になっているのかもしれない。


ということで、微妙に近隣の建物だけを一時的に所有していた痕跡はあるのです
が、土地に関しては、残っている資料だけからいうと、入手したものは全て売却
している事になっているようです。資料の残っていない、他の土地がある可能性
もありますが、母によれば、その他の土地はないはずとのこと。

さぁ、面白くなってきました。
ということで、以下、次回。
 

タイトルRe^2: ないはずの土地
記事No2422
投稿日: 2014/09/11(Thu) 00:31
投稿者としき@家主
参照先http://www1.hinocatv.ne.jp/toshiki/
レス元2421
訂正。

> 3:昭和42年5月 土地所在図 地籍測量図
>  ××市 ××町1丁目80番2
>  135.85平方メートル

> 4:昭和42年6月 不動産売渡証書 登記済権利證
>  ××市 ××町1丁目80番2
>  135.85平方メートル

> 6:昭和53年10月 不動産売買契約書
>  ××市 ××町1丁目80番2
>  135.85平方メートル

面積はいずれも「135.83平方メートル」が正解です。
引き写すときに間違えたようですが、なぜどこかで気がつかなかったんだろう。
 

タイトルRe^2: ないはずの土地
記事No2425
投稿日: 2014/09/19(Fri) 16:59
投稿者としき@家主
参照先http://www1.hinocatv.ne.jp/toshiki/
レス元2421
> ということで、以下、次回。

先日、実家に顔を出したら、母から、新たに届いた手紙を見せられました。
それには地籍調査対象地域全体を細かく区割りした地図が添付されていて、その
区画は何月何日の午前または午後に調査を行うので、その地区の人は星印のある
ところに集合してほしい、となっていました。
が、問題は、うちが関係する土地がどこなのかがわからない、ということ。
何せ、持っていることになっている土地の正確な地番も不明なんですから。

仕方ないので、市役所に問い合わせてみました。
結果、調査日は10月中旬とわかりました。ついでに、持っていることになって
いる土地の地番を聞くと「××町1丁目80番1」であり、現在は私道となって
いるのだとか。確かに、

> 3:昭和42年5月 土地所在図 地籍測量図
>  ××市 ××町1丁目80番2
>  135.85平方メートル
>  (位置関係については1丁目79番〜87番についても記載あり)

この資料には「1丁目80番1」も掲載されています。でも、この図面において
は、「80番1」と「80番2」の間に「80番3」と「80番4」が挟まって
いることになっているのですよ。この2つの土地が現在はどのようになっている
かは不明。
なお、現在の住居表示としては、住宅が建っていないので住居表示という形では
表示できないのだそうです。むりやり表示するのであれば「1丁目12番地先」
あるいは「1丁目12番地無号」という形になるのだとか。なるほど、

> 2:昭和42年5月 領収書
>  ××市 ××町1丁目12−19
>  40坪
>  (買主は父)

「1丁目12番地」というのは正しいらしいですね。


ということで、10月中旬の地籍調査には立ち会ってきます。
あとは、該当の土地について、手持ちの資料では取引の履歴がないので、いつ、
父の名義になったかを調べるくらいでしょうかね。その手の資料は法務局で入手
できるでしょうが、資料の請求に金がかかるのが嫌だなぁ。地籍調査の際には、
市役所の人も来ると思うので、その場で問いただして何か少しわかるかな。

タイトルRe^2: ないはずの土地
記事No2426
投稿日: 2014/09/22(Mon) 14:27
投稿者としき@家主
参照先http://www1.hinocatv.ne.jp/toshiki/
レス元2421
彼岸の墓参りの関係で実家に行った際に、ここまでに調べたことを母に説明しま
した。ここで、母が古い記憶を思い出してくれました。母の記憶によると、当時、
狭い借地に家を建てていて、それは四畳半と六畳が一間ずつと台所くらいだけの、
風呂もないような建物だったそうな。入浴は当時、銭湯に行っていたとのこと。
なので、その建物が

> 1:昭和25年2月 建物所有権保存登記申請書副本
>  ××市 東○○通27−3
>  建坪14.05坪

> 5:昭和44年7月 建物滅失登記済証
>  ××市 ××町1丁目78−3
>  46.44平方メートル(14.05坪)

これに該当するのではないか、と言っていました。
ただ、ここから先がいくらか食い違いがあって。
以下、母の記憶。

・その借地は、建物の周囲の隣接地との間隔が1メートルほどであり、庭らしい
 庭もなかった。直感的には20坪もなかったかもしれない
・のちにその借地を買い取った
・その土地は更地で、夏になると雑草が生えてご近所に迷惑だったため、父が
 草むしりに行っていた
・父の草むしりに母が同行したことはない

むむむむ。
以下、私の推論。
借地は「1丁目78−3」の20坪ほどの土地だが、近隣の「1丁目80−2」
の40坪の土地を別途購入。ここに家を建てるつもりで草むしりとかしていたが
結局そのまま売却。
うむ、何となく整合性はありそう。

でも、結局、肝心の「1丁目80−1」の土地については何もわからず。
無償で譲渡されたのか、それとも法務局の人が何かを間違えたか。
いや、後者の可能性は低いとは思いますけどね。
 

タイトルRe^2: ないはずの土地
記事No2433
投稿日: 2014/11/09(Sun) 23:27
投稿者としき@家主
参照先http://www1.hinocatv.ne.jp/toshiki/
レス元2421
> 3:昭和42年5月 土地所在図 地籍測量図
>  ××市 ××町1丁目80番2
>  135.85平方メートル
>  (位置関係については1丁目79番〜87番についても記載あり)

この図面に記載されている内容を、以下に簡略化して転記してみます。
等幅フォントでないと表示が崩れると思いますし、フォントによっては表示すら
されないかもしれませんがご了承ください。


××市 ××町一丁目

 N
 ↑
┃ ┃ 82 | 83 | 84 | 85 | 86 | 87 |
┃ +−−+−−+−++−++−+−+−−−+
┃道┃       |  |  |     |
┃ ┃   80-1  |80-4|80-3| 80-2  |
┃路┃       |  |  |     |
┃ +−−−−−−−+−−+−−+−+−−−+
┃ ┃          79    | 81 |


この図の中で、長さが記入されていたのはごく一部です。
以下、単位はメートルです。

80-2
 東辺 10.72
 西辺 10.91
 南辺 12.72
 北辺 12.42

80-3および80-4(いずれも同じ寸法)
 東辺および西辺 10.91
 南辺および北辺  6.06 

その他の土地区画については、長さ等は一切わかりません。


このような状況の中で、調査当日。
ドライブがてら、現地に行ってみました。
曇り空で、あまりよいドライブ日和でなかったのが残念。
雨は降っていませんでしたけどね。
はたして、#2425の情報のとおり、幅およそ10メートルもある80-1が、全て私道と
なって残っているのか、期待は高まります。

ということで、以下、次回。
 

タイトルRe^3: ないはずの土地
記事No2434
投稿日: 2014/11/15(Sat) 18:01
投稿者としき@家主
参照先http://www1.hinocatv.ne.jp/toshiki/
レス元2433
> このような状況の中で、調査当日。

> はたして、#2425の情報のとおり、幅およそ10メートルもある80-1が、全て私道と
> なって残っているのか、期待は高まります。

集合予定の午前9時半に、集合場所に行きました。
まだ数分早かったかな、いたのは市役所の方と測量会社の方々ばかり。
ほとんどの方は地元居住者であり、集合時間の10秒前に家を出ても間に合う人
たちですから、まぁそんなものでしょう。
まずは市役所の方にご挨拶。
「あのぅ、80-1と聞いていますが、実は正確な番地を把握していないんですよ」
「としきさんのところは、80-2になりますね」
「な、なんだって〜!」
いや、そんな、売却の際の契約書だってきちんと残っているというのに。
これは一体どうしたことだ。

その後、いろいろと話を聞いて、やっと状況が飲み込めました。

> ××市 ××町一丁目
> 
>  N
>  ↑
> ┃ ┃ 82 | 83 | 84 | 85 | 86 | 87 |
> ┃ +−−+−−+−++−++−+−+−−−+
> ┃道┃       |  |  |     |
> ┃ ┃   80-1  |80-4|80-3| 80-2  |
> ┃路┃       |  |  |     |
> ┃ +−−−−−−−+−−+−−+−+−−−+
> ┃ ┃          79    | 81 |

80番地の南辺は全て、およそ1メートルの幅で私道になっていたのですね。
この私道は、その南側の土地からも1メートルほどが供出されており、あわせて
約2メートル程の幅となっております。
なお、現地に行ってわかったのですが、この図の東側は工場で、この私道はその
工場の塀で行き止まりになっています。
そして、うちの父が土地を売却した、おそらく不動産会社と思しき会社が、他の
人にさらにこの土地(宅地)を売却するにあたり、私道ではない部分のみを分筆
した模様。その後、宅地部分のみ新しい持ち主に所有権移転登記が行われ、私道
の部分はうちの父の名義で残ってしまったということのようです。
いわれてから、この青焼きの図面をよくみてみると、確かに、80-2の土地の南辺
の線の上下に薄く、赤い色鉛筆で私道と思しき線が入っています。
市役所の方によると、法務局での登記の手続きに当たっては、移転登記より分筆
のほうが手数料が高いとのこと。
「おそらく、宅地部分のみを分筆したほうが売りやすかったのでしょうが、でも、
何でわざわざこんなことをしたんでしょうね」
と、市役所の方が不思議がるぐらいの状況。

とりあえずこの日は、測量というよりも境界の画定のみ。
別途測量し、結果通知は3月ごろ。
とはいえ、概算で東西13メートル、南北1メートルということがわかりました。
こんな半端な土地、さて、どうしよう。

なお、当日、遠隔地からわざわざ来ていたのは私だけだった模様。
もしかしたら、もうお一方ぐらいいたかもしれませんがね。
別の遠隔地の方で、その日はこられないと連絡があった人もいたらしい。
で、そのために市役所の方にご配慮いただいたというわけでもないのでしょうが
作業は一番奥の私の関係する土地から始まったため、10時前には私の関連する
部分は全て終了。もう結構ですよ、といわれてしまったもので、そのまま帰途に
ついて、午前中には帰宅。途中で高速道路のサービスエリアで土産でも買おうか
と思ったのですが、ちょうど雨が降りだしてしまい、あいにく傘を持っておらず、
まっすぐに帰宅することとなってしまいました。残念。



余談。(cf.#2426> 5:昭和44年7月 建物滅失登記済証
>  ××市 ××町1丁目78−3
>  46.44平方メートル(14.05坪)

78番地ってどこ?って尋ねたら、なんと、79番地と81番地のあいだがそうだとの
こと。何でそんなことになっているんだろう。
で、78-3というのは81番地から数えて3軒目になるそうな。
位置関係としては、80-4の南向かいぐらい。
間口は7メートルくらいだから、面積から考えて、奥行きも同じくらいでしょう。



余談その2。
父が土地を売却した会社、●●開発という社名で、住所は問題の土地から1キロ
かそこらしかないところでした。しかし現在、ネットで調べても、該当の会社は
存在していないようです。
もう、ずっと昔になくなってしまったのでしょう。
いいかげんな会社のようですからね。
ということはつまり、クレームをつけるわけにもいかん。
結局泣き寝入り(?)ということになりそう。
 

タイトルRe^4: ないはずの土地
記事No2435
投稿日: 2014/11/20(Thu) 22:26
投稿者としき@家主
参照先http://www1.hinocatv.ne.jp/toshiki/
レス元2434
先日、おじの一周忌に行ってきました。
喪主のいとこは某県の農村振興課のようなところの課長補佐をやっているのです
が、農村部の地籍調査なら、まさに管轄内だとのこと。
今回の場合は都市部なので管轄外ですが、現状について相談してみました。
すると、公道に接している土地であれば市のほうで買い上げてくれる場合もある
らしいのですが、今回のように私道の奥のほうだと、それもちょっと無理っぽい。

うん、残念ながら、現状維持ということになりそうです。
 

タイトルRe^4: ないはずの土地
記事No2499
投稿日: 2015/08/29(Sat) 18:18
投稿者としき@家主
参照先http://www1.hinocatv.ne.jp/toshiki/
レス元2434
> とりあえずこの日は、測量というよりも境界の画定のみ。
> 別途測量し、結果通知は3月ごろ。

結果通知の話を書いていませんでしたね。
2月ごろ、境界も画定したので、3月に結果の仮閲覧を行う、という封書が届き
ました。そこで、開催日に再び市民会館まで出向き、図面を確認してきました。
そんなに大した事もないというか、朝9時半の開始と同時くらいに会場に入り、
ま、こんな感じ、という図面を確認し、はんこを押して終わり。
11時半くらいには自宅に戻り、13時ごろには新宿区内の職場。
結局、半日休みで事務処理は完了。

> >  N
> >  ↑
> > ┃ ┃ 82 | 83 | 84 | 85 | 86 | 87 |
> > ┃ +−−+−−+−++−++−+−+−−−+
> > ┃道┃       |  |  |     |
> > ┃ ┃   80-1  |80-4|80-3| 80-2  |
> > ┃路┃       |  |  |     |
> > ┃ +−−−−−−−+−−+−−+−+−−−+
> > ┃ ┃          79    | 81 |
> 
> 80番地の南辺は全て、およそ1メートルの幅で私道になっていたのですね。
> この私道は、その南側の土地からも1メートルほどが供出されており、あわせて
> 約2メートル程の幅となっております。

この、旧「80-2」の南辺部分の、東西に細長い長方形。
南東角と北東角、北西角は隣接地との境界点はわりと明確に確定します。
問題は、南西角。
私道になっていて、目印も何もありません。
そこで今回、便宜的というか、旧「80-2」と「80-3」の境界線をそのまま延長し
た線を現「80-2」の西辺として、その線と「79」の交点を現「80-2」の南西角と
することにしたそうです。

ま、この日は、こういった説明があっただけでした。


そして、測量も完了して面積も確定したので、もう一度着てほしいという連絡が
ありました。そこで本日、再び某市の市民会館。
まず、測量は全て完了しました、という話がありました。
そして、結果はこうなりました、という書類を提示されました。
それによると、現在、法務局には14平方メートルで記録されているのだそうです
が、精密な測量の結果、16平方メートルに増えました、とのこと。
これはびっくり。
東西はざっと13メートル弱ですからね。
すると、南北は思ったよりも長く、1.3メートルくらいということになりますね。
私道のために両側の土地から切り出したのは1メートルずつだと思っていたので
すが、おそらく、1.25メートルずつなのでしょう。合わせて2.5メートル。

で、まぁ、こういった変更を近隣一体全てで法務局に申請するとのこと。
なので、完了通知が届くのは、今年ではなく、来年の12月ごろになるのだと。
結構時間がかかるのね。
もちろん、完了通知はただ受け取っておけばいいだけのものであるので、あとは
事務的な処理も一切なし。つまり、こちらの行うことは、今日で全て完了。


いやぁ、変な話に巻き込まれてしまいましたが、いい勉強になりました。