最近、仕事の関係で、多忙が続いております。
うちの職場は年末進行なんて言葉とは縁のないはずの業界で、通常は宿直が週に
1回程度、多くて2週に3回くらいなのですが、今週から来週にかけて、2週で
5回も宿直をやる羽目になってしまいました。
そんなこんなで、今日も臨時の宿直明け。
朝方帰宅して、夕方、意識を取り戻しました。
NHKのデータ放送でニュースをチェックして、次いで天気予報のメニューから
Xバンドレーダーで周囲に雨雲がないことを確認して、買い物に行こうとドアを
開けたら。しっかりとしとしとと降雨あり。
ということで、急遽予定を変更し、軒下でファイヤーケトルの火入れ式。
いや、どのくらい煙が出るものかわからなくて、ご近所に迷惑にならないように
と、雨降りを待っていたのですよ。
とりあえず、水は1リットルあまりを注水。
燃料としては、着火剤代わりが松ぼっくり1個と油をたっぷりと吸った揚げ物の
敷き紙を適量。よく乾いた木切れが1個。3センチ×1センチ×15センチほど
の大きさだけど、腐りかけたスカスカの木切れなんで、薪のような熱量はない。
焼き鳥用の竹串が4〜5本。そして、枯草がたっぷり。主成分というかメインの
材質は、よく乾いたヤマイモの蔓。
そして着火。
あ〜、それなりによく燃えてはいるのだけど。
案の定、煙がよく出る。雨の日に実験してよかった。
裸の焚き火に比べれば、おそらく、煙の量は少ないんでしょうね。
でも、煙そのものを燃やし尽くすウッドガスストーブに比べれば、明らかに多い。
ウッドガスストーブだって、二次燃焼が始まるまではそれなりに煙も多いけど、
二次燃焼が始まってしまえばほとんど無煙であることを考えると、こちらは燃焼
のはじめから終わりまで煙が出続けているわけですから、やはりあちらのほうに
分がある。
ただ、熱の回収ということはこちらはさすがでして、沸騰にまでは至らなかった
ものの、あれっぽっちの枯草で1リットルあまりの水が70度かそこらまで加熱
されるというのはたいしたものです。
ということで、ご近所どこでも焚き火しているような災害時なら、ごくわずかの
燃料を有効に利用できるこいつは非常に強力なアイテム。
ただ、平時には煙が多すぎて、ちょっと使いづらい。
これは早急に、こいつと組み合わせるウッドガスストーブを調達せねばならん。
ここはやっぱり、空き缶細工かな。
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