本当は10月2日のうちに書き込みたかったんですがね。
宿直明けで4時間も残業すると、さすがにそんな元気もなくて。
10月1日は宿直でした。
出社の際に京王線高幡不動駅を利用したのは14時40分すぎ。
ホームを歩いていたら、車両到着の案内放送が流れ、後ろから入線してきた電車
がホーンを鳴らしたので振り返りました。見えたのは、今までに見たことのない
顔つきの電車。最初は、他社線の車両が乗り入れてきたのかな、と思いました。
でも、追い抜かれて車両の中が見えたらすぐにわかりました。
京王線が近日導入予定の、座席指定サービス用の新型車両だったのです。
あとから落ち着いて考えてみれば、軌道幅があまり一般的ではない京王線に他社
の車両が入ってくるなんてことは、そんなにあるわけないんです。
さて、はじめてお目にかかったこの新型車。
行き先なんかの表示窓には、きちんと、試運転の表示。
一応、車両番号というのかな、5000系が振られてはいるようです。
でも京王線の5000系といったら、私が子供のころの主力車両で、ローレル賞
ももらった、名車の誉れも高い、かつての5000系を思い浮かべてしまいます。
車両の中は、照明もついていなくて暗かったのですが、通常の京王線車両が7人
がけのベンチシートになっているところが、向きを変えられるシートの6人がけ。
確か、報道だと、このシート、座席指定運用のときは新幹線なんかと同じく進行
方向に向けるけど、そうでないときはベンチシートと同じく車内向きというか、
進行方向に直角に向けるのだとか。でも、確か、京王線の座席指定って、新宿発
しか運行がないはずなので、ということは、新宿向きにはならない、ということ
なのかな。つまり、ボックスシートのように、向かい合わせの座席にすることは
できない、という意味で。
変わったものがみられたなぁと、なんて思っていると、その新型車両の向こう側
に、ゆっくりと動いていく黄色い何か。窓越しなんで全体像はよくわかりません
が、なんか特殊な形状の車両みたい。
しばらく見ていると、車体側面に「総合高速検測車」の文字。
おぉ、これまたレアなものを見てしまいました。
いや、普段は高幡不動駅の車庫にいるらしいんで、その気になれば見れないこと
もないのでしょうが、わざわざ電車区のほうまで足を伸ばしたりはしませんし。
以前、いつだったか、どこかの駅(高幡不動?)のホームに停まっていたのを見
たことは覚えていますが、動いているところを見たのは、もしかしたらはじめて
かも。
通常の宿直の日よりも10分くらい早く家を出たのですが、とっても有意義?な
日を過ごすことができました。
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