> 一方、ウッドガスストーブ。
> 一番小さいものは10センチ強〜13センチクラス。
> ちなみに、私が作った実験炉は外筒(ジャム瓶)の直径が9センチ。
> さらに外側の断熱材まで入れると直径18センチ。
うっかりしていたことが一つ。
市販のウッドガスストーブは、外径が11センチでも、内筒の直径は10センチ
近くあったりします。
一方で、私の作った実験炉の場合、内筒はスプレー缶を使っているので、内筒の
直径は5センチしかありません。外筒のジャム瓶が肉厚ということもありますし、
内筒と外筒の間のクリアランスが大きいというのもあります。
つまり、市販品のほうが容量が大きいのですよ。
う〜む。
ところで、実験炉の外筒のジャム瓶は割れてしまいましたが、内筒のスプレー缶
は残っています。この内筒、上部と下部の側面に穴が開いているわけで、いわば
ホーボーストーブそのもの。
ということで、先ほど、ほんの数時間前ですが、雨が降り出したところで、この
ホーボーストーブもどきを使って軒下で焚き火をしてみました。ちなみに、最後
に庭先で焚き火をしたのは、もう7年ぐらい前になるのかなぁ。すごい煙が出た
ので、近所迷惑はもうやらん、と思っていました。今回は、雨が降っているので
煙は大丈夫だろうと考えました。
なお、前回は庭の隅でしたが、今回は軒下。
軒下で焚き火をするなんて生まれて初めて。
で、結果ですが、加熱されていない空気が上の穴から入ってくるので、二次燃焼
は起こってはいるのですが不十分というか、そこそこ煙が出る。単なる焚き火に
比べれば明らかに少ないですが、ジャム瓶で作ったウッドガスストーブもどきと
呼んでもいいようなものに比べても、明らかに多い。周囲を断熱した効果は結構
侮れないものがあります。
それと、二次燃焼が終わったあと、なんちゃってウッドガスストーブでは、炭が
きっちり灰にまで燃え尽きるのがほとんど。でも、このホーボーストーブもどき
のほうは、燃え残った炭が多いです。
もしかしたら、これも周囲を断熱しているせいで温度が下がらず、それが燃やし
尽くすことに貢献してくれているのかもしれません。
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