どこにつけようか迷った挙句、こんな中途半端なところにつけます。
> ところで、実験炉の外筒のジャム瓶は割れてしまいましたが、
普通のガラス瓶では破壊に対する耐性は金属にかないません。
ただ、金属に対するガラスのメリットは、ごくわずかかもしれませんが、断熱性。
やはり、燃焼炉内部に熱を閉じ込められたほうが、燃焼効率は向上するのですよ。
一方で、ガラスのデメリットは上記の通り頑丈さの問題もありますし、もう一つ、
加工のしやすさという面もあります。俺は空き缶よりも空き瓶を加工するほうが
簡単だぜ、という方がいらっしゃれば、ぜひ発注させていただきたいところ。
ということで、金属製の外筒を断熱材で覆うというのが現実的かなぁ。
ところで、今まで使っていたのは、内筒最上部に二次燃焼用吸気孔を設けている
ような形です。すなわち、その吸気孔よりも上で二次燃焼します。でも燃焼効率
を追及するのなら、二次燃焼で発生した熱も回収したいわけです。図にすると、
以下のような感じでしょうか。
┌──┤ ├──┐
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│ │…│ │
│ │ │ │
│ │…│ │
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単純に二次燃焼用吸気孔を下げただけですが、でも、実際にこんな感じの市販品
は存在しますよね。この場合、すぐにわかることですが、炉の容積が小さくなる
というデメリットがあります。
それ以外に、もしかしたら問題視する必要はないのかもしれませんが、気になる
ことが一つ。二次吸気孔よりも上の部分の、外筒と内筒の間の空間。ここに蓄積
される熱はどうなってしまうのでしょう、ということ。なんかもったいない気が
する。単に気のせいなんでしょうけど。
では、逆転の発想というか、その空間そのものをなくしてしまったらどうなるか。
ということで、妄想してみたのが以下の図。
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┌──┤ ├──┐
│ │…│ │
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│ │…│ │
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└─── ───┘
ただ、これだと、一重の部分で燃焼温度が下がってしまいそう。
そうなると、煤も盛大に発生することが予測されます。
現実的には、内筒上部に付着することになるのでしょう。
では、ということで、さらに妄想をたくましくしたのが次の図。
┌──┤ ├──┐
│断熱│ │断熱│
├──┤ ├──┤
│ │…│ │
│ │ │ │
│ │…│ │
│ └─┘ │
└─── ───┘
余剰空間を単になくすのではなく、その部分に断熱材をつめてしまえばいい、と
いうもの。ただ、ここまでくると、どうやって作ればいいか。かなり面倒そう。
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