> 例えば、NHKの報道によると、インフルエンザの場合、ある程度は予防接種という
> ものが行われている日本だけでも1週間に200万人の患者が発生するのだそう
> 余談ですが、CNNの報道では、アメリカでの昨シーズンのインフルエンザの患者は
> 1500万人、死者は8000人以上だとか。
日本の年間の患者数は、丸く1000万人と考えておけばいいのだとか。
そして、大体1万人ぐらいが亡くなっていると。
一方、アメリカでは今年、コロナどころではない大流行になっている模様。
1月までで患者数1900万人、死者1万人を突破したとか。
やはり、上位の病気に備えるべきでしょう。
そこで、予防法について。
薀蓄とか効果的な予防法についてではなく、私の疑問に思うことを列挙するよう
な感じの文章になってしまっています。申し訳ありません。
まず、消毒について。
間違いなく有効なのが、塩素消毒。
ただ、人体に直接高濃度塩素というわけにはいきません。
なのでアルコール消毒ということが言われるわけです。
でも、細菌に対してはアルコールが有効ですが、ウィルスに対しては、どこまで
アルコールの効果があるのやら。もし、ほとんど効果がない、ということなら、
無駄なことはやりたくない。
ま、水道水で洗い流すのが有効なのだから、水道が使えればそれでOK、という
事になりますよね。いろいろと入念な洗い方も最近は紹介されているし。
次に、うがい。
私は、うがいの効果はないとは言わないけど、低いと思っています。
例えば、2時間外出して帰宅してからうがい、というシチュエーション。
もしかしたら、のどの粘膜にウィルスがたかってから1時間半がたっているかも。
この間に既にウィルスが繁殖してしまっていたら、うがいの効果はないわけで。
もちろん、5分前にたかったばかり、ということもあるから全く無意味ではない
でしょう。
そして、のどのうがいをする人は多いけど、目を洗う人のなんと少ないことか。
目にも粘膜はあって、ここがウィルスの感染経路になることもあるわけですよ。
だから防護服では目の部分もしっかりと覆われていてゴーグル状になっています。
まぁ、呼吸器系のウィルスが目から感染する可能性は低いのかもしれませんが。
ただ、その呼吸器である鼻。帰宅後に鼻腔内を洗浄する人は、目を洗う人よりも
さらに少ないと思う。そんな状況で、のどだけうがいしても全く無意味。
ということで、私はうがいはしません。
ならば、そもそもの付着を防げばよい、ということで使われているのがマスク。
ただ、これも、感染者が広めないためには有効だけど、逆に感染していない人が
つけても防御効果はないかも、というようなことをWHOがおっしゃっている。
とはいえ、満員の通勤電車では怖いから、やっぱり気休め程度でつけてみるか。
そのマスクも、N95だとか医療用のものはきちんとつけると息が苦しいので、
普段使いは不可。それにそもそも、ウィルス単体ならN95だって素通し。
一方、飛沫感染対策なら、普通のマスクで十分。それこそ、工事用の防塵マスク
だって、ものによっては有効。昔ながらのガーゼマスクでも効果はあるかも。
さて、上にも書いたけど、粘膜が露出していて無防備な目をどうするか。
まぁ、花粉用のゴーグルで十分でしょう。
外報ニュースでは、4リットルくらいのでかいペットボトルを加工したかのよう
な自作マスクの写真が流れてきていたりする。確かにあれは不恰好ですが、顔の
全面を覆えるという意味では非常に効果的だと思う。ああいうので、もっと恰好
のよいものが作れれば、それなりに商売になりそう。
結論としては、
> とりあえず、常識的な予防措置を講じていくことにしましょう。
ということにしかならないわけで。
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