> もし無事に退院できたら、結果レポートを書きましょう。
残念ながら、無事に退院できてしまいました。
ということで、入院レポート。長くなるので数回に分けます。
諸々の事情があるので、わざと本質とは関係ない記述を大量に行います。
●入院初日
・4人部屋に入院。
看護師より、2日目に部屋を変わると説明あり。
小線源挿入後の放射線管理のため、退院まで個室、とのこと。
・4人部屋の廊下側のベッドのため、窓は見えない。
廊下との壁の出入り口に近い部分、天井に接するくらいの上端に直径10センチ
くらいの丸とも四角ともいえない形状の茶色い染みがある。まるで、軽く焦げた
かのような感じ。謎だ。
・就寝前、下剤服用。
結果として夜間に排便があるはずも全くなし。一応、本番は翌朝の浣腸。
●2日目、治療当日
・何が正式名称かよくわかりませんが、「小線源療法」というのがよく使われる
用語らしい。一番長くて「前立腺永久挿入密封小線源治療」という用語も見た。
看護師にも確認したけれど、とりあえず、手術という扱いにはならないらしい。
・9時ごろ浣腸。
少なくとも5分、できれば10分我慢するように言われたが、とてもじゃないが
10分なんて無理。5分がやっと。
・10時ごろ、個室に部屋替え。
今度の部屋は、天井のそれほど隅のほうでもないところに、なんか液体の滴った
ような形状の染みがある。壁についているのならなんら違和感のない形状だけど、
それが天井というのが謎。
・12:10ごろから処置室。
腰椎に下半身麻酔。その後ベッドに横たわり、産婦人科で見るような器具で両足
を高く持ち上げたまま2時間弱。肛門から針を入れて小線源を挿入。
あとから聞いたところによると、挿入した小線源は、なんと90本ほど、トータル
で1.1テラベクレル。へっへっへ、これで私もラジオアクティブ。(ぉ?)
針を打つときは麻酔で痛くもなんともなかったけど、上げていた足を下ろすとき、
筋肉がこわばっていたので、足の付け根がとても痛かった。
あとで、足の付け根にも麻酔を効かせてもらえないか、と尋ねたら、術後の歩行
に影響が出る可能性があるのでダメ、とのこと。残念。
・14時半ごろ、病室に戻り、ベッド上安静。
寝返りは打ってもいいけど、決して頭を起こすなと厳命される。
続きは次回。
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