東京も再び緊急事態の対象になって一週間あまり。
不要不急の外出は自粛ということになってしまいました。
ハードオフとか秋葉原とか、行きたいところはいろいろとあるんですけどね。
#3602に書いたテレビ録画用のHDDの復旧なんて、おそらく不要不急。
人によっては、あるいは私だって状況によっては、テレビの録画は急を要すると
いう場合もあるでしょうが、現在の私にとってはかなり優先順位が低い。
さて、世の中には、今般の感染症の蔓延はどこぞの陰謀だ、というご意見もある
模様。中華の陰謀、というのは現職、というか離職間近の合衆国大統領を筆頭と
して日本の一部政治家にも見られるご意見であり、それほど目新しくもない。
一部の医者と製薬会社が流行の主犯、という説はかなり少数派っぽい。
それらの説は、私は同意できませんが、まぁなんとか理解はできる。
そんな中、どうにも理解できないのは、そもそも現在、コロナウィルス感染症は
蔓延していない、いかにも蔓延しているように見えているのはフェイクニュース
でありデマである、という説。この場合、主犯はマスコミ、または医師会あたり
のようです。
なぜそんな説を信じる気になるのか。
ちょっとその辺の病院をのぞいてみれば、真偽はすぐにわかるでしょうに。
例えば、アメリカなんかだと、アーミッシュの方々を別にしても、内陸の小さな
村に住んでいて健康的な生活を送っていたりすれば、沿岸部で変な感染症が流行
しているということを信用できないというのはわからなくもない。アメリカでは
実際、この流行がデマだと思っている人が結構いるらしい。でも、アメリカでも
日本でも、都会で生活していてコロナがデマだと思っている人というのは私には
全く理解できない。
SNSなんかの友人知人有名人の発言を無批判に受け入れることがある、というのが
震災などの際によく言われますが、今回、結構な期間、これだけ世の中が騒然と
しているのですから、むしろ真実とか証拠というものから目をそむけ続けること
のほうが困難だと思うのですが、一体、どのようにしてそのような信仰に至った
のか、あるいはその信仰の根拠は何か、ぜひお伺いしてみたいところです。
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