> 燃焼実験についてはそのうち行います。
> つ〜か、早く火入れしたくてわくわく。
もうね、我慢できなくて、その夜、禁断の屋内焚き火をやってしまいました。
一応、台所の換気扇の下です。
やってみたところ、結果としては今回は、とても煙も少なかったのですがね。
ファイヤーケトルと比べると、これはもう雲泥の差。
だけど、思っていたのとなんか違う。
案の定というか、二次燃焼用の穴が小さすぎる模様。
加工精度というか器用さの不足から、ちょっと大きめに開いた穴がいくつかあり、
そこからは加熱された空気が噴出してきちんと二次燃焼しているのが観測できた
のですが、大部分を占める2ミリほどの穴では、やはり径が不足している模様。
一方で、底部の一次燃焼用の穴からは潤沢に空気が供給されている感じ。
それで煙が少ないといっても、これでは単に効率のよい焚き火。
でも、換気扇も最大時で弱での運用だったにもかかわらず、煙も匂いもほとんど
気にならない程度というのはちょっとびっくり。
そこで、ちょっと手を加えて、翌晩、第二セッション。
まず、二次燃焼用の穴をちょっと拡大してみました。今度は目標値は3ミリ。
でも、やっぱり不器用なので、5ミリくらいになってしまった穴もいくつかある。
また、運用対処として、いつも着火剤に使っている油の染みたキッチンペーパー、
これで底部の一次燃焼用の穴のうちの半分を塞ぐような形に配置してみました。
これは最終的には燃え尽きてしまいますが、最初のうちは一次燃焼を制限できる
のではないか、ということを期待したものです。
ということで、燃焼開始。
が、今度はなかなか一次燃焼が安定しない。底部の穴を塞ぎすぎたか。
結果として、二次燃焼が始まるまでに発生する煙が結構多い。
これでは屋内焚き火は厳しい。
ただ、二次燃焼が始まると、これはとっても美しい。
なんか、ガスコンロの火を見ているような。
たぶん、二次燃焼の穴のサイズなんて、上部の外筒と内筒の接合部の気密性だの
加熱空気の温度だのいろいろな要素に左右されて最適値が決まると思うのですが、
私が造る場合は3ミリをミニマムとするのがよさそうな感じです。
なお、翌朝はちょっとだけ、屋内に煙の匂いが残っていました。
ずいぶん換気扇も回したんですけどね。
初回はあまり換気扇を回さなかったにもかかわらず、翌朝にはほとんど煙の匂い
は残っていなかったんですけどね。
これはやはり、二次燃焼が始まるまでに発生した煙が多かったのでしょう。
さて、外筒の周りを断熱材で覆うのはどうしようかな。
それを行えば燃焼効率の向上は見込まれるはずだけど。
それから、当初の目的であった、ファイヤーケトルと組み合わせての湯沸しにも
そろそろ挑戦したい。こちらは、今週末に雨降りのようだから、その際に軒先で
行うことになりそうです。
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