> 次回は筐体の穴あけからジャックの取り付け、乾電池での使用まで。
そもそもこのジャック、どう取り付けるべきものなのか。
小学生のころ、初めて購入したときから悩んでいます。
いや、小さなボルト・ナットで取り付ける、というのはわかるのですよ。
そうではなくて、穴のあけ方。
全く同じ型番かどうかはわかりませんが、類似品の写真はこちら。
ttps://www.marutsu.co.jp/pc/i/828795/
見てお分かりのとおり、前方後円形というか、半円形と四角形がくっついた形状
がジャック本体。筐体内側から差し込むというか突き出させるとしたら、こんな
形状に穴を開ける必要がある。一方で、端子部分は四角いベークの基板なので、
筐体外側から端子部分だけを筐体内側にはめ込むようにするのなら、四角い穴を
あけなければならない。いずれの案を採用するにしても、ドリル一発というわけ
にはいかず、不器用な私にはそれなりにハードルが高い。ただ、これらの方法を
使えば、台座の部分に接着剤を塗りたくることで、ボルト・ナットを使わないで
固定可能。
第3の案としては、プラグを差し込むのに必要なだけの丸い穴を開けて、筐体の
内側にジャックを固定し、筐体外側には飛び出させない方法。この方法ならば、
ドリルだけで穴あけ可能です。ただ、プラグの差し込む部分の周囲だけで筐体と
接するだけなので、接着剤だけでは固定強度不足。必然的にボルト・ナットでの
固定が必要となるのですが、6ミリのプラグの穴から2ミリ離れただけのところ
に2ミリのボルト穴を開けなければならないわけで、そんな精度の高い加工は、
やっぱり不器用な私には難行苦行。
ということで、今回は、前方後円型に穴を開けることにしました。
つまり、ドリルで穴を開けたあと、ひたすらヤスリで拡張しました。
2〜3時間くらいヤスリがけをしていたのではないかな。
その甲斐あって、あまり極端に大きくなりすぎない穴を開けることができました。
そして台座に接着剤を塗りたくったあと、筐体内側からポコンとはめて固定完了。
端子からの配線は、抵抗とダイオードを経由して充電するようにしました。ここ
はニッカドに直結でも良かったのですが、やっぱり電流の逆流は避けたいという
ことで、このようにしました。
さて、乾電池での使用感。
通常使用が困難なくらいにニッカドの容量がなくなった状態になってから、新品
に近いぐらいの容量がある単3の電池2本を直列にして接続して充電してみると、
だいたい8時間の充電で1回半ぐらい髭剃りできるくらい充電されます。これが
100ボルトからの充電だと、シェーバー購入当初の新品当時は8時間の充電で
2週間あまり使用可能でした。現在でも8時間充電で10日前後は使用可能です
から、単3電池2本ではかなり力不足。充電回路内のダイオードでの電圧降下は
たかだか0.5ボルトかそこらのはずですから、抵抗での制限が結構大きいのかも。
今後は乾電池3本で試してみようかな。それだとやっぱり電圧が高すぎるかな。
乾電池2本×4並列、なんていうのなら安全ではあるはず。
これからいろいろと遊んでみましょう。
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