> 2月20日に、うちの町の市議会議員選挙が行われます。
選挙公報を、熟読玩味してみました。
なので、以下、選挙公報ベースの情報。
まず、基本情報として、定数24に対して立候補者29人。
前々回並みの候補者数に戻りましたね。前回が多すぎたわけですが。
うちの母が共産党筋から聞いてきた情報によると、29人の候補者のうち、実に
28人が当選するだけの実力があるそうで。ほんとかよ。
現職が22人、元職が2人、新人が5人。
党派別では、自民党が公認6人推薦1人、共産党が公認5人、公明党が公認4人。
おや、現職から公明党が一人減らしてきたぞ。
その気になれば6人当選させることも不可能ではないはずなのに。
後継者不足なのかな。
立憲民主党が公認2人、他の政党は公認一人。
あとは無所属8人。
ところで、前回は、市長は15人もの人に推薦を出していました。
ところが今回、市長の推薦を広報に書いているのは9人。
前回、11勝4敗だったんで、それに懲りて、市長、推薦を絞ったかな。
勝てそうな人だけを推薦する、というか。
ちなみに内訳は、公明党現職全員、自民党が現職2人、新人2人。
それと、無所属の元職1人。
広報を丹念に読んでみたところ、学校の体育館にエアコンを、なんて事を自民党
も共産党も言っている。ということはつまり、向こう3年ぐらいで設置される、
ということになるのだろうなぁ。以前にも、20世紀のころ、ケーブルテレビの
導入、なんてことを自民党から共産党まで広報に書いたこともあったし、さらに
モノレールの推進、なんてこともやっぱり、自民党から共産党まで、無所属の方
も含め、多くの候補者が書いていたこともあったなぁ。そして、そういったもの
は、だいたい2〜3年で実現するんですよねぇ。
> ついでに言うと、この女性市議、なにやら反ワクチン派らしい。
広報を読む限り、反ワクチン派の候補者は、どうやらこの方お1人らしい。
すると、余裕で当選ですな。
反ワクチン派票をこの方1人で独占できるわけですから。
あ、いや、どういう算出根拠かというと。
有効投票総数は前回よりも少し減って6万票。
候補者数は前回が33人だったけど今回は29人。
前回トップ当選は立憲民主で4000票以上取ったけど、候補者が前回は1人、今回
は2人。なので今回はトップにはなれず。
すると、前回の2〜4位の当選者は3000票以上とっているので、トップ当選する
水準はこの程度と推測できます。
さて、現在、ワクチンを打っていない人はざっくり人口の1割。
そのうちの半分、人口の5%が反ワクチン派と推測。
有効投票の5%は3000票。
ということで、かなり上位で余裕の当選。
もちろん、そう単純ではないでしょう。
自民党を除名になったということがプラスに働くかマイナスになるかは全く読め
ません。ただ、それ以上に、この方、なんか反ワクチン派隠しとも取れるような
選挙戦の戦い方をしているらしく。もちろん、普段の政治活動を知っている人々
なら、この方が反ワクチン派だとわかるわけですが、日ごろは政治に関心のない
反ワクチン派にどうやってリーチするかというと、ちょっと厳しいかな。
とはいえ、前回の最下位当選は1500票弱。これよりは十分得票できるでしょう。
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