今年もそろそろ焚き火シーズンも終わりでしょうか。
梅雨寒というのもあるので、あと1〜2回はいけるかな。
#3668によると、昨年は7月上旬まで焚いていたようです。
さて、最近は安定して、というか、いつも同じような燃焼具合を維持できるので
すっかり好奇心を刺激されなくなり、その結果なのでしょう、あまり燃焼実験を
しなくなりました。その分、実用として焚き火をすればいいのでしょうが、そこ
まで入れ込んではいません。
なので、#3756に
> タイミングがうまく合わなかったのでしょう、今シーズンは5回ぐらいしか火を
> 入れていない。
> 昨シーズンからの累計でも、20回を前後といったところでしょうか。
とありますが、その後の分を入れても、今シーズン単独で10回行ったかどうか。
問題なのは、実用に供するとなるとファイヤーケトルを使いたいのだけれども、
これを使うと煙が増える、という問題。
#3610で最初に触れていますね。
#3621の実験の結果、酸素供給の問題だとわかりました。
それで二次燃焼の吸気孔を大きくしてみたりしたのですがね。
ウッドガスストーブ単体と比べると、どうしても煙が多い。
ほんとにもうね、穴を大きくしたウッドガスストーブ、二次燃焼にまで持ち込む
までの時間も短いし、二次燃焼が始まればほやほやと煙も少なくきれいに燃えて
くれるのですがね。
ファイヤーケトル頂部からの排気速度を見ると、これはかなり速く、煙突効果が
よく効いていることがわかります。ただ、煙が多い。
これは#3630に書いたように、温度の低い吸気のせいなのでしょう。
これだけ排気が多いということは吸気量も多いわけで、酸素が少ないわけがない。
これを改善するためには、通常、二重構造になっているウッドガスストーブを、
さらに入れ子にして四重にして熱交換を充実させる、なんていう冗談のような案
もありますが、普通に考えるとやはり、縦の寸法を長くして吸気の際の熱交換の
経路を延ばすというのがいいような気がする。そうすれば他のメリットもあるし。
そして、縦寸法を伸ばすなら、安定を考えると横寸法も大きくしないと。
縦寸法だけでいうなら、せめて茶筒くらいはほしいかな。
でも、ちょっと径が細いか。
それよりも径が大きいとなると、粉ミルク缶か業務用の巨大食品缶か。
さもなくば一斗缶。
ただ、その辺で拾ってきた缶に、そんな都合のいいものがあるわけもなく。
またちょっと実験意欲を刺激されてきたけれど、これは素材入手次第というか、
ある意味で運次第。
そろそろ既製品に手を出す頃合かも。
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