ついでなんで、ちょっと闘病記っぽいものを。
いや、そんなに戦っていたというわけでもないのですが。
例によって、かなり長い。
発病したのは先日の水曜日。
前日の火曜日、帰宅前、会社のドアのところにある体温測定器では普通に平熱の
36.3℃。ただ、帰宅中の電車の中ぐらいから、ちょっとのどがいがらっぽい感じ。
一応、就寝前に体温を測ったら、ちょっと高めの36.9℃。
ところが水曜の朝、起きたら、とってもだるい。
体温を測ったら、なんとびっくり、38.9℃。
ただ、だるさはあるのですが、熱っぽさは皆無。あれか、コロナでは味覚や嗅覚
の障害が出るといっていたけど、もしかして熱っぽさの感覚がやられたか?
そしてその日は宿直。交代要員を確保してもらわなければならないので、直ちに
課長に電話。課長と話をしてから、都の発熱相談センターに電話して検査外来を
紹介してもらう。ところがここで問題がひとつ。それは、その日が水曜日だった
ということ。最寄の駅前にも数ヶ所、検査外来のある医院があるのですが、それ
が軒並み水曜休診。そこで、駅の向こう側の医院と隣駅の駅前医院を紹介される。
実はその情報はWEBサイトでも公開されているのですが、これが実に使いづらい。
マップ形式のものは、おそらく、スマホ向けに最適化されているのでしょうね。
パソコン向きではない。そして、PDF形式の一覧もあるのだけど、これがいわゆる
巨大な表というやつ。
で、まぁ、まずは隣駅の駅前医院に予約の電話。
ところがなんと、ここでは直接の検査はやっておらず、市民病院に紹介状を書く
だけ、とのこと。おいこら。PDFの表にだってきちんと、検査実施医院と明記して
あるだろうが。
しかたがないので、次に駅の向こうの医院に電話。なんとか予約が取ました。
ただ、さすがに第7波が始まっていたので、昼過ぎに電話して、あいているのは
夕方、だとのこと。ま、検査してもらえるのなら何でもいい。
さて、そこまでどうやって行くか。医院の窓口の方によれば、可能なら自家用車
での来訪を推奨、とのこと。公共交通機関でこられても、検査終了までは医院の
中に入れず、玄関脇でお待ちいただくことになります、ですと。自家用車ならば
そのまま駐車場で待っていられます、ということだったので、車で行くことに。
自宅にあった、以前の残りの頓服を飲んだら、自宅を出るときには体温は37.5℃
まで下がっていて、だるさも残っていたけど大した事もなかったので、自分で車
を運転して医院に向かって駐車場で待機。
検査は、鼻に綿棒を差し込まれて検体採取。ま、一瞬なんですけどね。
ただ、隣町で6月中旬ぐらいにインフルエンザで学年閉鎖になったんだそうで、
そのため、この医院では6月末より、コロナとあわせてインフルエンザの検査も
やっています、とのこと。つまり、鼻の穴2つにそれぞれ1つずつ計2本の綿棒
を差し込まれたわけですな。
その後、待つことおよそ15分。検査の結果、インフル陰性、コロナ陽性。
隔離期間というか自宅待機期間、最近は短縮とかいう話がありますが、そのとき
は、発症そして陽性認定から最短で3日間は患者扱い。そして発病から3日後に
症状が収まっていれば回復。もちろん、症状が治まらなければ回復認定されない
わけです。そして回復から1週間は自宅待機。ということで最短10日間は孤独
な生活。療養所と自宅療養の選択肢はありましたが、そんな重篤な状態でもない
ので、ここは素直に自宅療養。
医者で処方された薬は普通の感冒薬3種が1週間分と頓服10回分、そして私は
気管支が弱くて咳が出るということで吸入薬。私、普通のカゼでも、2ヶ月ほど
咳が続くことがあると医者に伝えたからですね。そしてもらった薬で問題なのが、
なぜか抗生物質。
コロナに限らず、ウィルスに抗生物質は効きません。
ただ、医者の話によると、その医院全体またはその医師一人で1700人ぐらい
コロナ患者を見ているそうですが、抗生剤を処方した1500人ぐらいのほうが
治癒成績がよかったとのこと。勘ぐるに、隠れ合併症でもあったのでしょうね。
ということで、薬をもらって帰宅。
続きは次回。
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