> ただ、それだけではなく、電池の劣化の可能性もあります。
> 充電の持ちが悪くなった、というのはよくある話ですし、電圧が下がれば回転数
> も下がります。
> ということで、またもや分解してみることにしました。
今回、考えたのは電池の交換です。
まず、モーターと同様、古いほうのモデルから移植できるかな、と思ったのです
が、古いほうを開けてみたところ、こちらは既に液漏れでボロボロ。これはダメ
だわさ。
そこで、手持ちの、生きているニッカド電池と交換することにしました。
まずは固定されている電池の取り外し。半田付けされた端子のほかに、きつめの
粘着剤でも固定されていて、これを外すのに少し難儀しました。とはいえ、無事
に引っぺがすことに成功。初めてこの電池の詳細がわかりました。だって、基板
にくっついていて隠されていた側に、いろいろな情報が書いてあるのですもの。
それによると、BYDブランドのニッカド電池、中国製、容量600mAh。
標準充電時間は60mAで15時間。急速充電は180mAで5時間。
交換用に用意したニッカドは、湯浅製の国産、容量700mAh。
標準充電時間は70mAで15時間。急速充電については記載なし。
一応、事前に満充電してから取り替えてみたのですがね。
残念、相変わらずモーターはぼやけた感じの回転しかしない。
やはりモーターの寿命なのでしょう。
ただ、せっかく外部電源端子を設けたのだから、例えば、外部電源端子から直接
モーターに電力を供給するように内部の配線をいじれば、1.2Vではなく1.5Vとか
多少高めの電圧でモーターを鞭打つことも可能なはず。とはいえ、そこまでする
か、というと、さすがにちょっとやりすぎなような気がする。
いや、それはそれで面白そうですが。
ということで、素直に新しいシェーバーを買うことにしました。
つづく。
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