> 裏庭の自生山芋を絶滅させたい理由ってなんですか?
放置すると、生い茂って管理不能になるのですよ。
かといって、きちんと管理して栽培することができるかというと、そいつもまた
難しい。そもそも自生しているものですから、ガスや下水の配管の間を伸びたり
するわけですし、幅がわずか1メートルくらいしかない裏庭で、場合によっては
1メートル以上の深さにまで伸びてくださるわけだから、収穫する場合の作業性
も最悪。
普通、絶滅を目指すなら、「不要植物物理的強制抜去駆除法」を使ったりなんか
するわけですよ。こいつは農業開闢以来、少なくとも数千年以上の歴史ある由緒
正しき技法であり、それなりに実績もあるはず。これ、専門家は、難しい用語で
「草むしり」なんて言い方をするようですね。
あるいは、最先端の文明人なら「枯葉剤」なんてものを散布したりするわけです。
野蛮人はそんなものは使わない。たぶん。
ところが、私は、どうやらあまり普通ではないらしい。
どこが普通ではないかというと、「食べ物を粗末にしてはいけない」というのが
魂に刻まれているらしい。もしかしたら、DNAに刻まれている可能性すらある。
そして、山芋は食用になる。
ゆえに、結論。
山芋の強制除去は行わない。
根こそぎ収穫、もしくは自然の摂理に任せることにより絶滅を図る。
ということなのでした。
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