3日目(2月4日)
・朝、ホテルにて
5時ごろ、目が覚める。
通常の日勤で出社するときと同じ時間なので、すっかり身についているんだなぁ
と、ちょっと苦笑。
浴場は朝6時からなので、ホテル備え付けの目覚まし時計の時間を6時にセット
して二度寝。
が、ここで大失敗。
時間だけ合わせて、ONにするのを忘れてしまっていた。
結果。
目が覚めたのは午前7時。
おそらく、同行者か誰か、別室のドアの開閉の音で目が覚めたのでしょう。
朝食のバイキングは、営業時間としては6時半からだけど、うちらの仲間は7時
からということでホテル側と話をつけている。遅くてもいいのだけれど、今日の
出発は8時半予定。それまでにチェックアウトの支度まで全部済ませなければ、
同行者に迷惑をかけてしまう。
ということで大慌てで浴場に飛び込み、洗顔洗髪髭剃り。入浴は省略。
7時15分過ぎに、寝坊しました今起きたばかり、という顔をして登場。
同行者たちからは、部屋で倒れているかと思った、などと冷やかされる。
前日と違い、前の晩に飲みすぎていなかったので、朝食はたっぷり摂れる。
が、ごく普通の量を食べただけ。ということは、私としては少なめ、ということ。
いやぁ、酒はそんなに飲んでいなかったけど、飯はたっぷり食ったから。
朝食後、再度浴場へ行って、今度はゆっくり入浴。
8時半には特に問題なく、みんなと一緒にチェックアウト。
・フェリーで桜島へ
フェリー乗り場まではレンタカーで10分くらい。
1時間に3本も4本も出ているんだ。しかも24時間営業。さすが生活道路。
そして、船内のうどんは名物らしい。
しかし、朝食を食べたばかりの私には無理。
同行者のうちの一人、大食いで鳴らしてる人は食べていた。
朝食も人並み以上に食べていたのに、大したものです。
途中、自衛隊の護衛艦が1隻見える。
砲は艦首に小型のものが1門見えるだけ。アレはイージス艦なのかなぁ。
そして、大した時間もかからず桜島到着。
フェリー料金は桜島側で船から下りてから払う仕組みなんだ。
・桜島にて
まずは道の駅。
ここでみんなで土産物選び。私も買いました。
次に行ったのが、叫びの肖像。
う〜ん、私は長渕には興味ないんで、どうでもいいやって感じ。
だけど、当時の群集の写真とかが案内看板にあったけど、あの熱気はすごい。
いやぁ、たいしたもんだ。
その後、湯之平展望所。一般人の登れる最高点。
お天気がよければ絶景が見れるはずなんだけど、あいにく、ガスってる。残念。
ここにも土産物屋があるのね。
よその土産物屋では全く見かけなかった森伊蔵なんかもある。
高いから買わないけど。
そして再び道の駅。
先ほどは準備中だった露店で黒牛の串焼きを売っていたので、1本いただく。
うまい。
これを食べたのは、上記の大食いの同行者と私だけ。
私もかなり食欲が戻ってきたようだ。
その後、桜島の南側を半周して大隈半島へ。
・大隈半島から
鹿児島空港の夕方の便に間に合わせるために北上。
途中、道の駅で休憩。ここで土産物を買っていた人もいたかな。
ここから空港までの経路上に、森伊蔵のショップがあるとのこと。
ここ二晩、地元の居酒屋でも飲めないくらい品薄の酒だから、そのショップでは
取り扱っていないということを承知で立ち寄ることにする。何かノベルティとか
豊富にあるかな、と思ったのですよ。
が、とてつもなく期待はずれ。
タオルとか、ほんの2〜3種類ぐらいしかないような感じ。
早々に退散。
昼飯はどうしようとなって、1日目に行った霧島のほうの、うまいと評判の黒豚
の肉を食わせる店まで足を伸ばそうとなった。
1時過ぎについて、そろそろ空いてきているかと思ったら全然そんな事はない。
40分くらい待ったのかな。
それでも、到着した時は駐車場が車でいっぱいだったけど、入店できたころには
ちらほらと空きも増えてきていたから、空きだしていたことは間違いない。
ちなみに、目算で6割以上はレンタカー。
ここでカツどんを食す。うまい。
1人前2400円なり。絶対的な金額は高いけど、味や量も加味したコスパでは
ちょっと高いかな、くらい。
・鹿児島空港から東京へ
食後、鹿児島空港へ。レンタカーに給油して返却。
余裕のある人はさらに空港で土産物を物色したりしているけど、私はもういいや。
まだ出発まで結構待ち時間があるということで、保安検査前に軽く一杯。
ところがなんと、ここには森伊蔵がある。
ということで、森伊蔵のロックを2〜3杯飲んでいる人も約2名。
私はビール1杯だけだったけど。
一方、みんなで食べようということで注文したかた焼きそば、
私もちょっとはつついたけど、昼食が残っていて、みんなほとんど手がつかない。
そんな中、上記の大食漢が一人でほとんど平らげてしまう。すごい。
実はこの方、この日が誕生日だったのだそうで。いや、めでたい。
鹿児島空港の保安検査も問題なく一発OK。
帰りの機内は単通路機。
今度は行きと違い、全員まとまった座席。
とはいえ、あまりおしゃべりするわけでもなく、私は片耳だけイヤホンで、また
クラシックの機内放送を聴く。
帰りの機内では行きと違い、機長からのアナウンスがあった。
それによると、その時点での東京は気温7度。鹿児島の日中は15度以上あった
ので、かなり寒そう。
ただ、問題は、機内がかなり暑い。25度くらいあるのではないかというくらい。
私も含め、みんなどんどん薄着になっていく。
だけど、機内で薄着になるのはいいけど、上着を預け荷物に入れてしまった人は
大変だな。というか、ボーディングブリッジも寒そうなんで、機内で上着を着て
おく必要があると思うのだけど、この温度差は何とかしてほしい。
羽田へのタッチダウンは、鹿児島のときと違って、衝撃はごく普通。
ただ、着陸後の逆噴射というか強力な減速はなかなか。
到着したのは第2ターミナルの飛び地。
そこからバスで第2ターミナルの本拠へ。
われわれは全員、預け荷物無しなので、到着ロビーで解散。
私はリムジンバスで帰路へ。ほんの隣町まで座って帰れますからね。
そして午後10時ごろ、無事帰宅。
いやぁ、おいしい旅でした。
主催者は「俺たちの旅は食い倒れの旅だ」といっていたけど、まさにそのとおり
だと思いました。
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