#3964以後、一度も火を焚いていません。
好みの火器がないというのもありますが、その気になれば生のファイヤーケトル
でもよいわけで、やはり最大の理由はタイミング、そして灰の在庫過多。
タイミングについて言うと、2023〜2024のシーズンで2月中旬の現在まで、火を
焚きたくなる各種条件を満足していたことは1回あったかどうか。むしろ、2023
の秋までの期間の方が多かったかもしれない。
単に火を焚きたいというのであれば、200ccぐらいのお汁粉やコーンスープなどの
小さい缶を加工してもいい。それぐらいであれば、10分ぐらいで1回の焚き火
が終わってしまうので、手ごろといえば手ごろ。ちょっとさびしいかも。
だけど、そういう小さい容器だと、燃料のほうも小さく加工しなければならない
ので面倒かも。
逆に大きいほうだと、例えば1斗缶。これだと炎が大きくなりすぎるので、軒下
での焚き火はためらわれる。どうしても庭先での焚き火、となってしまう。でも
ご近所への煙害を考えると雨の日の焚き火とならざるをえなくて、すると雨の中
で庭先に、ということになって、これはちょっとイヤかな。
ということで、火器のサイズは直径10〜20センチが手ごろ。
また、ただの焚き火ではなくファイヤーケトルによる熱回収まで考えると、これ
の底面の直径が大体16センチなので、これを具合よく載せられるかという条件が
出てきます。
今まで外筒として使ってきた#3467のペンキ缶なら、サイズ的にはぴったり。
既に加工済みですし、これにぴったり合う内筒か見つかれば一番楽。
それこそ、ウッドガスストーブではなく、そのまま焚き火台にすることもできる。
しないけど。やっぱり、煙を押さえるためにはウッドガスストーブにしたい。
内筒として適合するものがなければ、外筒から何とかするしかない。
内筒は熱伝導の関係から金属製という制約はあるけど、外筒にはそういう条件は
ないので、それこそ植木鉢でもガラス瓶でもいい。だけど、ファイヤーケトルを
載せられるような大きな瓶はない。かつて、ジャム瓶で実作したこともあるし、
熱回収を考えなければ、これはこれで楽しそうなんだけど。
う〜ん、底だけが抜けた、壁面は無傷という手ごろなサイズの植木鉢、どこかに
落ちていないかな。短めの土管の類でもいいけど。
夢を見ていても仕方ないので、手元にある、工作素材に使えそうな缶のサイズを
全て実測してみました。いわば、棚卸しですね。以下、単位は全てセンチ。
既存外筒ペンキ缶
直径16、口径12、高さ17
クッキー缶×2、粉ミルク缶(全て同サイズ)
直径13、高さ18
円筒茶筒×2
直径9.5、高さ23
角茶筒
12×9、高さ25
削り節筒
10×9、高さ24.5
プロテイン缶×2
直径10.3、高さ17.5
簡易火起こし器(#3973参照)
直径10.3、高さ15
クッキー缶小
直径10.3、高さ12
小茶筒×3
直径7.3、高さ12.5
ヘリウム缶
直径6.8、高さ29.5
殺虫スプレー缶
直径6.5、高さ17.8
虫除けスプレー缶
直径6.5、高さ17.8
整髪料スプレー缶×2
直径6、高さ17.8
防水スプレー缶
直径6.5、高さ15.8
うぅむ。外筒に使えそうなものって、サイズ的には意外とないのね。
ペンキ缶の蓋は残っているから、こいつに穴を開けて、クッキー缶小をはめるか。
あるいはプロテイン缶の高さを縮める方向で途中で切断するのもアリかも。
いずれにしても、一番面倒そうなのはペンキ缶の蓋の穴開け。
なんてことを考えていたときに気がついた。
何も、外缶自体でファイヤーケトルを支えなくてもいいんじゃないか、と。
つまり、もっと大きいもの、例えば四角い煎餅缶というものがありますが、あれ
は四方が1斗缶サイズで高さが1斗缶の4分の1ぐらい。アレの蓋の真ん中に穴
を開けて、例えばクッキー缶を外筒にする、なんていうのもありだな、と。
煎餅缶の蓋ならブツが大きいから、小さなペンキ缶の蓋に穴を開けるより楽そう。
もしもそれだけでは不安定なようなら、煎餅缶の蓋の四隅を下からスプレー缶で
支えるようにすればよさそう。よさげな高さのスプレー缶もちょうど4本あるし。
そして外筒がクッキー缶なら、内筒にプロテイン缶が使えそう。
ということで、やっと方針が固まりました。近日中には作成開始。
煎餅缶の蓋の在庫は2〜3枚あるのかな。
クッキー缶と粉ミルク缶も合わせて3つあるし、プロテイン缶も2つあるから、
失敗してもやり直せるし。
|